法王の手術は成功、医師らは旅行可能だと語る

Di Philippe Pullula, Crispian Ballmer e Alvise Armellini ROMA (Reuters) - Papa

フィリップ・プルラ、クリスピアン・バルマー、アルヴィーゼ・アルメリーニ著

［ローマ（ロイター）］ - ローマ法王フランシスコは水曜日、ローマの病院でヘルニアを修復するための3時間の手術を受けた。医師らは、手術は十分に成功したため、回復後は旅行やその他の活動に制限はないと述べた。

2021年にフランシスコさんに最初の腹部手術を執刀した主任外科医のセルジオ・アルフィエーリ医師は、「彼は3回目の手術をいつ行うかについて私に冗談を言ったこともあった」と語った。

アルフィエリ氏はローマのジェメリ病院で記者団に対し、手術中に他の病気や病理は発見されなかったと述べた。

同外科医は、86歳のフランシスコは全身麻酔の反応は良好で、教皇の入院期間は約5〜7日になるだろうと述べた。

しかし、法王は体力はあるものの高齢で、最近気管支炎を患っているため、入院の時期については「必要な予防措置をすべて講じる」と警告した。

フランシスコはこの夏に2回の訪問を計画しているが、アルフィエリ氏は、教皇がスケジュールを変更しなければならない医学的理由は見当たらないと述べた。

教皇に対する唯一の注意は、重い物を持たないようにすることだった。

「彼は『私は法王だ。私は重量挙げはしない』と言わんばかりに私を見た」とアルフィエーリさんは語った。

フランシスコは、サン・ピエトロ広場での毎週の一般謁見の後に病院に運ばれたが、予定されている手術のために入院する気配はなかった。

手術はバチカンから車ですぐのところにあるカトリックが運営する病院で行われ、同病院の10階には法王専用のスイートルームがある。

2013年に枢機卿がアルゼンチン人を初のラテンアメリカ法王に選んで以来、フランシスコにとっては3回目の入院となる。これは近年の一連の健康問題の最新のものである。

観客は6月中旬までキャンセル

バチカンは、教皇の私的謁見と一般謁見が6月18日まですべてキャンセルされたと発表した。しかし、2021年の滞在中、フランシスコは病院のバルコニーから伝統的な日曜の祈りを唱えた。

水曜日朝に発表された声明では、この手術は、通常は以前の手術で生じた傷跡の上に形成されることがある腹腔ヘルニアを修復するために必要だったと述べた。高齢者に多くみられますが、肥満や腹壁の筋肉の低下によって引き起こされることもあります。

アルフィエーリ氏は、教皇自身が火曜日に同じ病院でCATスキャンを受けた後、翌日に手術を受けることを決定したと述べた。

アルフィエリ氏は、教皇の状態は痛みを伴う腸閉塞を引き起こしており、「悪化し続けている」と付け加えた。

フランシスさんは開腹手術、つまり開腹手術を受け、プロテーゼを使用して腹壁を再建しました。

2021年7月、彼は憩室炎と呼ばれる痛みを伴う腸疾患の治療を目的とした手術で結腸の一部を切除した。彼は今年初めに、症状が再発し、体重に影響を与えていると語った。

フランシスさんは３月末に肺感染症で同じ病院で５日間治療を受け、先月には発熱のため１日観客を欠席した。

法王は膝の痛みが長引くため、歩くのに車椅子や杖を使うことが多い。昨年、彼は結腸手術の全身麻酔が不快な副作用をもたらしたため、膝の手術を受けることを望んでいなかった。

バチカンは土曜日、同氏が8月31日から9月までモンゴルを訪問する計画を発表した。 4、彼が旅行したことのある最も辺鄙な場所の1つ。

その前に、彼はリスボンで開催される世界青年デーに出席し、ファティマ神殿を訪問するため、8月2日から6日までポルトガルを訪問する予定である。バチカンは火曜日、訪問の公式スケジュールを発表し、訪問が確定したことを示唆した。

(Alvise Armellini、Keith Weir、Federico Maccioni、Crispian Balmer による追加レポート、William Maclean、Alex Richardson、Nick Macfie による編集)

ニュース